マザーズ指数は4日ぶり反落、利益確定売りが先行
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【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、利益確定売りが先行
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東証マザーズ指数は前日比14.84ポイント安の626.26ポイントと4日ぶり反落した。
新型コロナウイルスの感染拡大は世界的に続いているほか、東京都の小池百合子知事は昨夜、「感染爆発の重大局面だ」と述べ、今週末の不要不急の外出自粛を要請するなど、先行き懸念が拭えない状況。急ピッチの上昇に対する反動から利益確定売りが先行した。
そーせいやフリー、ラクスなどが下げた。
市場では「短期筋による仕掛け的な売りにさらされる可能性があり、警戒を怠れない」との指摘も聞かれ、上限に大きく変動する場面もありそうだ。
値上がり銘柄数は47、値下がり銘柄数は273となった。
26日に東証マザーズ市場に新規上場したアディッシュは11時11分に公募・売り出し価格(公開価格、1230円)を871円(70.8%)上回る2101円で初値を付けた。前引け時点では2079円と初値を1.0%下回った。
同じく26日にマザーズ市場に上場したサイバーセキは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値を7940円と公募価格(4500円)を76.4%上回る水準に切り上げている。
個別では、ZUU、gooddaysホールディングス、ビザスク、フォースタートアップス、グッドスピードが昨年来安値を更新。ティーケーピー、イグニス、ヴィッツ、うるる、ソーシャルワイヤーが売られた。
一方、ロードスターキャピタル、カオナビ、オイシックス・ラ・大地、プレシジョン・システム・サイエンス、アンジェスが買われた。