相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発 米政権の関税は想定内、ETFの捻出売りが重荷

8日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比123円61銭高の3万9711円29銭だった。 前日の米株安やトランプ米大統領が対日関税25%を表明したことなどを受け、リスク回避モードの地合いが想定されたが、実際取引が開始されると、寄り付きこそ若干売り優勢でスタートしたものの、その後は空売り筋の買い戻しなどが作用して堅調な値動きとなった。 トランプ氏は前週に日本の関税率を30%以上に引き上げると示唆していたため、25%の関税率は想定内との見方が聞かれる。米関税政策を巡る過度な懸念が和らいだとして朝安後は幅広い銘柄に買いの勢いが...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、円安を支えに
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東証スタンダード市場はトランプ米大統領が公表した日本への25%の関税率や米国株安が嫌気され小幅安スタート。ただ、米との協議期限の延長による交渉進展期待や円安を支えに反発した。 スタンダードTOP20は反落。出来高は2億6756万株。 値上がり銘柄数783、値下がり銘柄数496と、値上がりが優勢だった。 個別では松井建設、クックパッド、ティア、アヲハタ、篠崎屋など31銘柄が年初来高値を更新。マックハウス、さくらケーシーエス、Abalance、ジャパンエンジンコーポレーション、湖北工業が買われた。 一方、アップ...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、グロース銘柄に買いが続く
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東証グロース市場は米関税政策を巡る先行き不透明感が強いなか、海外景気の影響を受けにくく、内需依存型の銘柄が多いとされるグロース市場の銘柄には買いが続いた。証券会社による高評価レポートを手掛かりにSynsやQPS研究所などの宇宙関連が上昇したのも指数を押し上げた。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比10.46ポイント(1.46%)高の728.53と午前の高値で終えた。 グロース250とグロースCoreはともに続伸。 グロース市場ではデータセクやトライアルが上昇し、サンバイオやライフネットは下落した。 値上がり銘柄数378、値下がり銘柄数175と...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、寄り後は上げに転じる
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【寄り付き概況】 8日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比45円61銭安の3万9542円07銭。 独立記念日を挟んで3連休明けとなった前日の米国株市場では目先利益確定売りが優勢となりNYダウは1%弱の下落をみせたほか、ナスダック総合株価指数も軟調だった。トランプ米大統領はこの日、日本と韓国に25%の関税を賦課することを表明したが、対日関税は4月に公表された24%を上回る水準となったことは市場センチメントを冷やす形となっている。 一方、足もと外国為替市場では1ドル=146円台までドル高・円...
カタリストコメント
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「反落」 |
「対日関税は25%と発表」 「反落」 3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。 トランプ大統領は日本と韓国からの輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと表明。 マレーシアとカザフスタンに25%、南アフリカに30%、ラオスとミャンマーに40%の関税をそれぞれ課すと発表した。 S&P500とナスダック総合は先週、過去最高値を3回更新していた。 ただ「今回の発表が恒久的ではないとの期待も幾分ある。 これまでは懲罰的な関税を発表し、その後やや緩和するというパターンだった」という声もある。 テスラが6.8%下落。 6月5日以来...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 一進一退の展開か |
8日の東京株式市場は続落後、弱含みの展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万9100円-3万9600円を想定。(7日終値3万9587円68銭) 米国株は下落。ダウ平均は422ドル安の44406ドルで取引を終えた。 現地7日の米国株式の下落を受け、売り先行スタートとなりそう。トランプ大統領は現地7日、日本に対して4月に公表した24%を上回る25%の関税を課すことを明らかにした。交渉期限は8月1日までとされているが、交渉の先行き不透明感が強まり、手控えムードが広がることも想定される。 為替相場は、ドル・...
NY株/欧州株概況
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【市況】422ドル安と反落、トランプ関税懸念で |
7日のNYダウ工業株30種平均は反落し、3連休前の3日に比べ422ドル17セント安い4万4406ドル36セントで終えた。トランプ米大統領が7日、日本と韓国に25%の関税を課すと表明した。米政権の貿易政策が世界景気の冷え込みにつながるとの懸念から主力株に売りが出た。 トランプ氏はこの日、日本と韓国からの輸入品に25%の関税を課すと発表。南アフリカやマレーシアなどにも関税率を通知した。6日には中国やロシアなどの新興国グループ「BRICS」に同調する国に対し、10%の関税を上乗せすると表明していた。世界経済の先行きへの不安から幅広い銘柄が売られた。 ...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=233円安と反落、米関税政策への警戒から神経質な展開

【大引け概況】 7日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前週末比223円20銭安の3万9587円68銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:03 容量:12.70M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら きょうはリスク回避目的で買いポジションを軽くする動きが優勢だった。朝方取引開始時は強弱観が対立し、日経平均は前日終値を上回る瞬間もあったが、それ以外はほぼ終日にわたって軟調な値動きを強いられた。前週末の米国株市場は独立記...
東証スタンダード(大引け)
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、様子見姿勢
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東証スタンダード市場は米国の各国に対する関税率の発表待ちとなり、積極的な買いを入れる投資家は少なかった。様子見姿勢が強かった上、週初で取引に参加する海外投資家も少なく、出来高や売買代金は伸びなかった。 スタンダードTOP20は反発。出来高は5億2730万株。値上がり銘柄数710、値下がり銘柄数671と、値上がりが優勢だった。 個別ではマックハウスがストップ高。富士ピー・エス、巴コーポレーション、三晃金属工業、暁飯島工業、クックパッドなど58銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、ワイヤレスゲート、アヲハタ、インタートレード、ニューテックは値上がり率上位に買われた...
東証グロース(大引け)
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好材料銘柄が上昇
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東証グロース市場は東証プライム市場の大型株がさえないなか、値動きの軽さから新興株に資金が向かったようだ。高性能な人工知能(AI)計算サービスの提供を4日の取引時間中に発表したデータセクがきょうも買われたほか、記事で老化抑制技術が注目されたレナなどの好材料銘柄が上昇した。 東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比7.48ポイント(1.05%)高の718.07だった。 グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。 市場では「米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日と目前に迫るなか、海外景気の影響を受けにくい内需依存型の銘柄が多いとされる新興株が選ばれやす...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=182円安と反落、安川電売り波及

7日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比182円47銭安の3万9628円41銭だった。 きょう前場は買い手控えムードの強いなか、日経平均は反落した。朝方は売り買いが交錯し一瞬プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は漸次水準を切り下げる動きとなった。前週末の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから手掛かり材料に事欠くなか、トランプ米政権が打ち出す関税政策の成り行きを見守りたいとの思惑が輸出セクター中心にポジション調整の売りを誘発した。小売やサービスなどの内需株の一角が堅調な一方、自動車や鉄鋼株などが軟調で全体相場の足を引っ張っている。前引け時点の売買代金...