NY株/欧州株概況
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【市況】436ドル安、金融に売り金利上昇も重荷 |
15日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比436ドル36セント(0.98%)安の4万4023ドル29セントで終えた。米株相場が高値圏で推移するなか、決算を発表した金融株に売りが優勢になった。インフレ懸念も根強く米長期金利が上昇したことも、主力株の利益確定売りにつながった。半面、好材料が出たエヌビディアなどハイテク株の一角は買われ、相場を下支えした。 JPモルガン・チェースが朝に発表した2025年4〜6月期決算は1株利益などは市場予想を上回ったものの、純金利収入が届かなかった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、15日に決算を発表したウェルズ・ファ...
株ちゃんの明日読み
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堅調展開か |
本日の米国では6月の消費者物価指数(CPI)が発表される。トランプ関税が米国のインフレを長期化させるとの見方もあるだけに、CPIが強く米長期金利が大きく上昇してしまうとグロース株には逆風となる。 一方、CPIが弱く米長期金利が低下するなら、グロース株には追い風となる。 金利が上昇することで買われる銘柄もあるが、今の日本株が半導体株の影響を受けやすくなっていることを鑑みると、米金利は低下する方が好ましい。 また、あすは欧州でASMLホールディング、木曜17日は台湾でTSMCが決算発表を予定している。この先、グローバルで半導体...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=218円高、高値引けも米CPI発表控え様子見ムード

【大引け概況】 15日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前日比218円40銭高の3万9678円02銭と高値引けとなった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:31 容量:18.10M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら 朝方ははっきりしない地合いで日経平均はマイナス圏で推移する場面もあったが、取引終盤になって日経平均寄与度の高い主力値がさ株に先物を絡めたインデックス買いが流入し、全体を押し上げる格好となった。 前日...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小反発、前日終値を挟んでもみ合う展開

15日午前の日経平均株価は小幅に反発し、午前終値は前日比47円66銭高の3万9507円28銭だった。 きょう前場は売り買いが交錯、終始方向感の定まらない値動きとなったが底堅さを印象づける。結局小幅ながら日経平均、TOPIXともに前日終値を上回って着地した。外国為替市場でドル高・円安に振れていることは輸出セクターを中心に株価の下支え材料となっているが上値は重い 国内で長期金利上昇が目立っており、これを警戒して積極的な買いは入らない状況にある。ただ下値を売り込むような材料も見当たらず、日経平均は比較的狭いゾーンでのもみ合いに終始した。個別銘柄は値下がり銘柄数の方が値上がり...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、ドル安・円高方向に振れ
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東証スタンダード市場は為替が朝方に比べてドル安・円高方向に振れて売りが優勢となった。米消費者物価指数(CPI)の発表などを前に投資家は様子見姿勢となり相場全体に明確な方向感は出なかった。 スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億4960万株。 値上がり銘柄数585、値下がり銘柄数728と、値下がりが優勢だった。 個別ではレイが一時ストップ高と値を飛ばした。明豊ファシリティワークス、松井建設、大盛工業、大成温調、サンテックなど68銘柄は年初来高値を更新。リベルタ、東洋電機製造、シンシア、川上塗料、岡野バルブ製造が買われた。...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、金利上昇時に相対的な割高
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東証グロース市場は15日午前の国内債券市場で、長期金利が1.595%まで上昇し、2008年10月以来およそ16年9カ月ぶりの高水準となったことから、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢となった。 東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比6.50ポイント(0.87%)安の741.00だった。グロース250は続落。グロースCoreは小幅高。 グロース市場ではQPS研究所やデータセクが下落した。一方、カバーやタイミーは上昇した。 値上がり銘柄数147、値下がり銘柄数413と、値下がりが優勢だった。 &nb...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=小反発スタート、米株高で
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【寄り付き概況】 15日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比66円21銭高の3万9525円83銭。 前日の欧州株市場は高安まちまちながら、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発し、ナスダック指数は史上最高値を更新した。トランプ大統領はEUとメキシコに30%の関税を賦課することを表明しているほか、ロシアに対しても50日以内にウクライナと停戦しなければ100%の2次関税を課す方針を表明するなど、米関税政策に対する警戒感は根強い。しかし、市場ではこれを悲観視する動きは今のところ見られない。 外国為替...
カタリストコメント
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「日銀のETFはいずこへ」 |
「小幅反発」 週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反発。 「関税問題よりは経済指標や決算シーズン開始に注目が集まっている」との解釈。 ナスダック総合は終値ベースで過去最高値を更新。 6月27日以降7回目の最高値更新となった。 17日に決算を発表するネットフリックスが上昇。 「スーパーマン」新作が週末の北米興行収入でトップに立ったワーナー・ブラザース・ディスカバリーも上昇。 ビットコインが初めて12万ドルを突破したことを受けて関連株が買われた。 2年国債と10国債の利回り格差は一時、0.542%と約2週間ぶりの水準まで拡大。 10年...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
15日の東京株式市場は反発後も、堅調な展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万9300円-3万9700円を想定。(14日終値3万9459円62銭) 米国株は上昇。ダウ平均は88ドル高の44459ドルで取引を終えた。 現地14日の米国株式が反発した動きから、買い優勢スタートとなりそう。 為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の後半(14日は147円37-38銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同172円19-23銭)と小動き。対ド...
NY株/欧州株概況
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【市況】反発88ドル高、関税巡る楽観が支え |
14日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比88ドル14セント(0.19%)高の4万4459ドル65セントで終えた。 米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がる中、反発した。 市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の手掛かりを得ようと、15日発表される6月のCPIに注目しており、積極的な商いは手控えられた。今週は米国のインフレ関連指標や主要企業の四半期決算など注目材料が目白押し。卸売物価指数(PPI)や小売売上高統計に加え、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴを含む金融大手の四半期...
株ちゃんの明日読み
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様子見か |
米国ではあす15日に6月の消費者物価指数(CPI)が発表される。この発表を前に、あすの日本株は様子見姿勢が強まるだろう。 11時には中国関連の指標が多く出てくることから、機械や化粧品など中国絡みのニュースに刺激されやすいセクターの値動きが大きくなる可能性がある。日経平均は25日線(39147円、14日時点)が下値のメドとして意識されるかが注目される。 3日続落で値ごろ感は醸成されており、25日線の下には節目の3万9000円も控えているだけに、この近辺で当面の売りが一巡する展開に期待したい。 ■上値・下値テクニカル・ポイント(14 ...