毎日コラム

投資家の皆さんの多くが売買に必要・参考とするチャート。
横文字にすることで高級そうに見えますが、元は罫線屋と呼ばれる人が、兜町の片隅でレース場の予想屋さんのように銘柄を書いた紙を売っていたものだそうです。
そもそも日々の実績を罫線に、今ならグラフ上に置いただけのものです。
なぜかそこに「確実な未来が見える」と思うから、おかしくなるのです。
為替と日経平均も同様でしょう。
そこにあなたの未来を賭けないことです。
そしてデイトレーダーを目指すわけではありませんから、チャートは1日1回見ればいいでしょう。大きな流れは週足、売買のタイミングは日足を確認しましょう。

チャートは4本値(始値・高値・安値・終値)のローソク足からなっています。
日足チャートだったら、始値は寄り付きで付いた価格、高値はその日最も上げた時の価格、安値は反対に最も下げた時の値で、終値が大引けの時の値です。
朝の寄り付きよりも、夕方の引けのほうが株価が高ければ白(パソコン上だと赤が多い=陽線)、安ければ黒(パソコン上だと青が多い=陰線)で色分けされています。
こうした1日の大まかな動きが、1本のローソク足で示されます。

週足だったら1週間の動きが1本、月足だったら1か月の動きが1本になります。
横ケイが時間軸、縦ケイが価格(株価)で、左から右に時系列で日々の実績があらわされています。
これはつまり、単なる事実の集積です。
チャートから未来を占うのではなく、あくまで現在の位置を確認することが、正しい使い方だと思います。
ここだけを間違えなければ良いでしょう。
【株式名言】
二度に買うべし、二度に売るべし
株ちゃんの明日読み
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伸び悩みか |
日経平均株価は、前営業日比79円安の2万7606円と続落。続落といっても、この2日間は株価が下を向いている感じがしない。 ソフトバンクGと任天堂のマイナス寄与分が80円程度あり、これできょうの下げ分(79円安)はほぼ説明できる。プライム市場の値上がり銘柄数も値下がりを250程度上回った。 TOPIXもプラスで終えており、日本株全体としてはそこまで弱くはなかった。 ただ、米国株の上昇は好感できずに終えており、安値(2万7458円)では2万7500円を割り込んだ。月曜と火曜は2万7600円より上で推移できており、もみ合い上放れが期待できそうであったが、きょうは押し戻さ...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=79円安と続落、業績悪化を警戒

【大引け概況】 8日の日経平均株価は続落し、前日比79円01銭(0.29%)安の2万7606円46銭で終えた。 本日のマーケット動画 時間:00:01:14 容量:16.51M 過去のマーケット動画はこちら 米連邦準備制度理事会(FRB)高官がタカ派色と強めたことで売りが先行も、パウエル議長がディスインフレの初期段階にあるとの見解を改めて示すと、安心感から上昇に転換。議長の利上げ長期化を示唆する発言により一時荒い展開も見られたが、年内に利上げ終了の軌道は変わらないとの見方から、終盤...
東証スタンダード(大引け)
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、ケ方向感に乏しい
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東証スタンダード市場は業績が振るわず失望売りを浴びた値がさ株の下げが重しとなり、日経平均株価は小幅続落した。全体には決算発表を受けた売り買いが交錯する方向感に乏しい相場だった。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億7587万株。 値上がり銘柄数634、値下がり銘柄数583と、値上がりが優勢だった。 個別ではケアサービス、ナガセがストップ高。リードは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、nms ホールディングス、ICDAホールディングス、フライングガーデン、ミタチ産業など22銘柄は昨年来高値を更新。ZOA、シーズメン、ミツウロコグループホ...
東証グロース(大引け)
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好決算銘柄に買い
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東証グロース市場は値動きの軽さを好感した買いが集まり、堅調に推移した。東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも続伸で終わった。東証マザーズ指数の終値は前日比10.65ポイント高い792.66で、高値引けとなった。 約2カ月ぶりの高値水準だった。7日の米株高を受けて国内のグロース銘柄にも買いが入った。好決算を発表した銘柄にも資金が向かった。 朝方には下げる場面もあった。グロース銘柄はこのところ上昇が目立っていたため、利益確定売りも出やすかった。 東証グロース市場では4〜12月期決算が好感されたサンクゼールが上昇した。タスキも上昇した。CA...
東証プライム(前場)
東証プライム市場(前引け)=142円安と続落、業績悪化を嫌気、戻り売り

8日午前の日経平均株価は続落し、前日比142円08銭(0.51%)安の2万7543円39銭だった。 きょう前場は総じて売り先行の地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、特にナスダック指数の上昇が目立った。これを受けて東京株式市場もリスクオンの流れが意識されたが、外国為替市場では米長期金利が上昇しているにも関わらず、ドル売り・円買いの動きが強まり、一時131円台を割り込む円高に振れたことが重荷となった。日経平均寄与度の高い値がさ株が大きく下げたことも影響した。 主要企業の決算発表が本格化しており、業績悪化...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、米国株高を好感した買い
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東証スタンダード市場は、決算が振るわなかった値がさ銘柄が売られて株価指数の重しとなり日経平均はマイナス圏で推移。スタンダード市場も影響を受けている。米国株高を素直に好感した買いも入っている。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億0687万株。 値上がり銘柄数522、値下がり銘柄数594と、値下がりが優勢だった。 個別ではケアサービス、ナガセがストップ高。ホクリヨウ、nms ホールディングス、ICDAホールディングス、フライングガーデン、ミタチ産業など21銘柄は昨年来高値を更新。シーズメン、ミツウロコグループホールディングス、テクノクオーツ、...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、好業績銘柄への買い
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東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸。 東証マザーズ指数の前引けは前日比4.80ポイント(0.61%)高い786.81だった。7日の米株式相場の上昇で投資家心理が上向き、国内の新興銘柄にも買いが及んだ。好業績銘柄への買いも目立った。 東証グロース市場では、今期の業績予想を上方修正したタスキが買われた。CANBASも上昇した。一方、エニーカラーは下落した。 値上がり銘柄数242、値下がり銘柄数233と、売り買いが拮抗した。 個別ではビープラッツ、免疫生物研究所、トリプルアイズがストップ高。サンクゼール、タスキ、...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=小動きでスタート、米ハイテク株高が支え
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【寄り付き概況】 8日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比5円27銭高の2万7690円74銭。 前日の米国株市場ではハイテク株やエネルギー関連株をはじめ幅広い銘柄に買いが入り、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。パウエルFRB議長がインタビューで今年はインフレが大幅に鈍化するとの見方を示し、これを受けて市場のセンチメントが改善した。 東京株式市場でも米株高を受け強気優勢の地合いとなりやすいが、外国為替市場ではドル売り・円買いの動きが活発で一時1ドル=131円台を割り込むなど急速に円高に振れていることは、輸出セクター中心にネガティブ材料と...
カタリストコメント
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「経済産業省」 |
「経済産業省」 「恐怖と欲望指数は74→79」 火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。 パウエルFRB議長に対するワシントン経済クラブでのインタビュー。 「2023年はインフレが大幅に鈍化する年になる見通し」とコメント。 マイクロソフトは自社製品に米オープンAIのチャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」を搭載すると発表。 株価は上昇。 百度(バイドゥ)の米上場株も12.18%急伸。 ボーイングが3.84%高。 デュポンが7.50%上昇。 生活雑貨販売のベッド・バス・アンド・ビヨンドは50%近く急落。 12月の貿...
株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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[株価材料] ■ソフトバンクG<9984> 10-12月最終赤字7800億円、AI関連投資に苦戦 ■ソフトバンクG<9984> 英アーム、上場先候補に米英3市場決算説明会 ■ソフトバンクG<9984> ビジョン・ファンド3号検討 ■SBIHD<8473> 4-12月最終益98%減投資損失膨らむ ■マイクロソフト、オープンAIの最新技術搭載した検索エンジン発表 ■明治<2269> 大豆プロテインを中国で販売植物由来、健康志向追い風に ...