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56円安、手控えムードのなか利益確定
【市況】東京株式(寄り付き)=56円安、手控えムードのなか利益確定
【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比56円38銭安の2万8935円51銭だった。月末を控え、持ち高調整の売りに押されている。
全般は様子見ムードが強く、売り買いともに一方向に傾きにくい状況にある。
 
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることは警戒材料となるが、一方で外国為替市場では大きく円安方向に振れていることがハイテクなど輸出セクターにプラスとなる。前日の米国株市場は主要株指数が小幅の値動きとなり、NYダウは小幅反発したもののナスダック総合指数はマイナス圏で引けていることから手掛かり材料に乏しい。きょうのFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑もあり、東京株式市場でも日経平均は狭いゾーンでの値動きが予想される。
 
27日に米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引に絡むとみられる損失を3000億円超計上すると発表した野村HDは上昇して始まった。
 
JR東日本、JR東海などの陸運株や、日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株が下落。武田薬、中外薬などの医薬品株や、JAL、ANAなどの空運株も安い。
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