反発74円高 押し目買い優勢
東京株式(前引け)=反発74円高 押し目買い優勢

26日午前の日経平均株価は反発し、前週末比74円73銭高の2万9095円36銭で前場を終えた。上げ幅は一時、100円を超えた。
前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したこともあり、主力株を中心に買い先行となった。中国や韓国などアジア株市場が総じて堅調な動きをみせていることも買い安心感につながっている。ただ、今週から本格化する3月決算企業の決算発表を控え、積極的に上値を買い進む動きはみられなかった。
日経平均が2万9000円前後で底堅さをみせたため、押し目の好機とみた買いが優勢だった。ただ、本格化する国内企業の決算発表後の株安への警戒感がくすぶり、日経平均の下げ幅は100円を超える場面もあった。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、25日から4都府県で緊急事態宣言が適用された。経済活動制限への懸念が浮上する一方、「これまでの緊急事態宣言期間中に日経平均が上昇したことを意識する市場参加者が多い」。業種別では空運、鉄道の上げが目立つなど、感染収束後のヒト・モノの動きの正常化をにらんだ物色となった。
前週末に好決算を発表したエムスリーが大幅安。これまでに決算を発表した安川電、日電産のように、決算内容が良くても売られる銘柄が目立っており、相場全体の地合いを冷やす要因となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
前場の売買代金は1兆円にわずかながら届かなかった。東証1部の売買代金は概算で9910億円、売買高は4億7837万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1029。値下がりは1020銘柄で、変わらずは138銘柄だった。

業種別株価指数(33業種)は空運業、陸運業、鉄鋼などが上昇。下落は医薬品、その他製品、倉庫・運輸関連業など。
個別では、ソフトバンクグループが堅調、ファーストリテイリング、アドテスト、ファナック、リクルートが上げた。ANAホールディングスが売買代金を伴い高い。ザッパラスがストップ高に買われ、東京製鐵も一時値幅制限いっぱいまで上昇した。低位ではホクシンが物色人気となった。
半面、エムスリーが急落、任天堂、中外製薬、第一三共、花王、KDDIが下げた。日本電産も売りに押された。ラクーンホールディングスが値下がり率トップに売り込まれたほか、メディカル・データ・ビジョンも急落となった。
東証2部株価指数は前週末比29.77ポイント高の7465.28ポイントと反発した。
出来高1億1558万株。値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は165となった。
個別では省電舎ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井金属エンジニアリング、ユタカフーズ、ICDAホールディングス、バイク王&カンパニー、イムラ封筒など12銘柄は年初来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、リミックスポイント、ミズホメディー、那須電機鉄工、神島化学工業が買われた。
一方、フマキラー、相模ゴム工業、ニッセイ、青山財産ネットワークス、広島電鉄が年初来安値を更新。パス、川岸工業、三光マーケティングフーズ、北日本紡績、Abalanceが売られた。

26日午前の日経平均株価は反発し、前週末比74円73銭高の2万9095円36銭で前場を終えた。上げ幅は一時、100円を超えた。
前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したこともあり、主力株を中心に買い先行となった。中国や韓国などアジア株市場が総じて堅調な動きをみせていることも買い安心感につながっている。ただ、今週から本格化する3月決算企業の決算発表を控え、積極的に上値を買い進む動きはみられなかった。
日経平均が2万9000円前後で底堅さをみせたため、押し目の好機とみた買いが優勢だった。ただ、本格化する国内企業の決算発表後の株安への警戒感がくすぶり、日経平均の下げ幅は100円を超える場面もあった。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、25日から4都府県で緊急事態宣言が適用された。経済活動制限への懸念が浮上する一方、「これまでの緊急事態宣言期間中に日経平均が上昇したことを意識する市場参加者が多い」。業種別では空運、鉄道の上げが目立つなど、感染収束後のヒト・モノの動きの正常化をにらんだ物色となった。
前週末に好決算を発表したエムスリーが大幅安。これまでに決算を発表した安川電、日電産のように、決算内容が良くても売られる銘柄が目立っており、相場全体の地合いを冷やす要因となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
前場の売買代金は1兆円にわずかながら届かなかった。東証1部の売買代金は概算で9910億円、売買高は4億7837万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1029。値下がりは1020銘柄で、変わらずは138銘柄だった。

個別では、ソフトバンクグループが堅調、ファーストリテイリング、アドテスト、ファナック、リクルートが上げた。ANAホールディングスが売買代金を伴い高い。ザッパラスがストップ高に買われ、東京製鐵も一時値幅制限いっぱいまで上昇した。低位ではホクシンが物色人気となった。
半面、エムスリーが急落、任天堂、中外製薬、第一三共、花王、KDDIが下げた。日本電産も売りに押された。ラクーンホールディングスが値下がり率トップに売り込まれたほか、メディカル・データ・ビジョンも急落となった。
東証2部株価指数は前週末比29.77ポイント高の7465.28ポイントと反発した。
出来高1億1558万株。値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は165となった。
個別では省電舎ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井金属エンジニアリング、ユタカフーズ、ICDAホールディングス、バイク王&カンパニー、イムラ封筒など12銘柄は年初来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、リミックスポイント、ミズホメディー、那須電機鉄工、神島化学工業が買われた。
一方、フマキラー、相模ゴム工業、ニッセイ、青山財産ネットワークス、広島電鉄が年初来安値を更新。パス、川岸工業、三光マーケティングフーズ、北日本紡績、Abalanceが売られた。